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細胞治療について
ガン:免疫細胞治療

●活性化リンパ球療法(LAK療法)

 がん細胞を攻撃するTリンパ球を体外でインターロイキン2、CD3抗体により活性化し、約1000倍に培養した後、体内に戻す非特異的細胞免疫療法。
 免疫が強化され、QOLが上がり元気になったり、再発予防や転移予防の効果も期待できます。ガンを攻撃するリンパ球の割合を増加させて治療効果を高めます。

●樹状細胞療法(DC療法)

 抗原提示細胞の中で、特に抗原を提示する能力が高い細胞である樹状細胞を体外でIL-4とGM-CSFを 使い増殖・活性化させて治療を行う療法。
 樹状細胞はガンを認識するための教育者として、攻撃しなければいけない異物(ガン)をTリンパ球に教える役割をしています。

●DC+LAK療法

 樹状細胞(ガンを認識するための教育者)とTリンパ球(ガン細胞を攻撃する)を それぞれ体外で増殖・活性化させて体内に戻し治療を行う療法。
 両者の利点をあわせ持ち教育者と兵隊を両者投与できる。特異的細胞免疫療法に分類され腫瘍へのリンパ球の集積率が上がる事が考えられます。

●γδT細胞療法

 γδT細胞を体外でゾレドロン酸により増殖・活性化し、培養した後、体内に戻す療法。
 T細胞の中でγδ型T細胞がウイルスや細菌から私たちの体を防ぎ、感染して変性した細胞の除去に重要な役割を果たしている事に着目し、ガン細胞(変成し腫瘍化した自己の細胞)の除去にも関与しています。

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